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●メニエール病 側頭部や首の筋肉の硬さが影響している? 静岡県富士市

 

今回は、長年患っていたメニエール病が良くなられたYさんの治療の続きを載せます。

 

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側頭部の浮腫みを緩めて行くと、症状が改善

メニエール病のようなめまいの症状がある人は、側頭部(こめかみ)が浮腫んでいることが多いのです。

また首の筋肉も硬くなっています。

 

恐らく、首周辺の筋肉が硬いため、血液、リンパの流れが悪くなっているのでしょう。

Yさんは更に耳鳴りもあることから、首、耳周り、側頭部の流れが悪くなっているのだと考えられました。

 

 

 

・施術2~5回目

側頭部の浮腫みを取り除くことを中心に、耳・首・肩。

それに加えて、背中・腹部の施術して行きました。

すると、回を追うごとに頭の浮腫みが消えて行くのが分かり、それと共にめまいの症状も軽減して行ったのです。

 

更に浮腫が消えて行くと、その下に側頭筋の硬化が感じられるようになって来たので、それも緩めて行きました。メニエール病はここの詰まりを緩め、流して行くことがポイントなのですね。

目眩が改善すると共に、首のコリ、背中の痛みも楽になって行きました。

 

・6回目 

これ以降、施術後に耳鳴りが小さくなることが出てきました。

これも今までには無かった変化です。

 

 

 

耳の中からリンパ液?が出てきた

 

・12回目 

この頃から、耳の中の治療をすると耳の中から黄色のリンパ液?の様な汁が出てくるようになりました。

これは耳の中が細菌かウイルスに感染していたことに対して白血球が闘った結果、膿として長年残っていたものだと考えられます。

 

元々免疫力が弱いのとクスリを使って症状を抑え込んで来たため、細菌かウイルスとの闘いに勝ち切れず炎症状態がダラダラと続き、それで膿が溜まっていったのでしょう。

 

 

この膿が中に溜まっていたことで耳の聴こえが悪くなっていたのだと考えられます。

治療の度に黄色い汁出てくるのですが、そうすると聴こえは少しずつ良くなって行くのでした。