順調に改善して行ったYさんですが、今振り返るとこれも大きく影響していたのだえろう、、、
と言うことがあります。
前の記事はこちら
姿勢が首から上の症状に影響を及ぼす可能性
それは姿勢です。
Yさんは猫背が強くて、その影響か背中が痛いとよく言っていました。
当時は緩める施術しかしていなかったのですが、施術をすると痛みは楽になっていました。
現在は、JTAフラッシュリプロ療法で弱っている筋肉を働かせることもしているのですが、確かに姿勢が変わって来ると耳鳴りが改善する例があるのです。
例えば、猫背になると首が前に出ます。
そうすると、首は前に出ている頭を支えるために常に緊張している状態になります。
要するに、姿勢が首の筋肉を硬くさせ、首を通る血液やリンパの流れを悪くさせ、それが頭の症状の原因になっているということです。
これだけでなく、猫背気味だと内臓が圧迫されることも考えられます。
それは前後の歪み(巻き肩・猫背、いかり肩)だけでなく左右の歪み(側弯症)にも言えることです。
姿勢のアンバランスは侮れません。
色んな角度から人を観る必要がある
これは今だから言えることですが、、、
Yさんの場合、緩める施術・食事療法・物事の考え方、を取り入れて改善しました。
それはそれで良かったのですが、やはり治療家は一人の人に向き合う時、様々な視点から観る必要があり、それは多い方が患者さんの為になるのだと言うことを改めて思います。