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セルフケア(関節トレーニング)を学びたい方へ

 当院では、

「患者さんが自分自身でも良くする、維持して行ける」

ことを目標としています。

 

ここでの内容は、

「施術を受けているけど、自分でするケアも学びたい方」

を対象としています。

 

 ※別に、関節トレーニング(セルフケア)のみを学びたい方向けに、「関節トレーニング・セルフケア教室」を用意する予定です。

セルフケア(関節トレーニング)を学ぶ前に読んでください

どれだけ施術を受けて良くなっても、普段の生活全般が変わらないままでは元に戻りやすくなってしまいます。

ですから運動、食事、睡眠、考え方などの生活習慣を変えて行くことは大切です。

その生活習慣を変える方法の一つとして関節トレーニングのセルフケアを取り入れることをおススメします。

関節トレーニングのセルフケアは自己治療

関節トレーニングは、しっかり学んで実行すれば良い変化が出ます。

ですが、適当にやっても変化は出ませんし、やり方を間違うと身体を痛めてしまったりと逆効果になってしまう恐れがあります。 

ですから、関節トレーニングをお伝えする場合の決めごとを書かせていただきます。

セルフケア(関節トレーニング)を学ぶタイミング

●学ぶタイミングは・・・

こちらがお伝えしても良いと思うタイミングで。

 

その場合、お伝えするのは、一回につきセルフケア1セット(2種類、或いは4種類)とします。

 ※いっぺんにお伝えしても覚えられないし間違うと逆効果になり危険です。

 

 

●新しいセルフケアを学べるタイミングは・・・

前にお伝えしたセルフケアを施術前に確認し、出来ているとこちらが判断したら、施術後に新しいセルフケア1セットをお伝えすることにします。

出来ていないと判断したら現在のセルフケアを修正し、次のセルフケアをお伝えするのは中止する(この場合、セルフケアの料金は発生しません)。

 

特に症状が悪かったりする方の場合は注意が必要なので、上記のように決めることにしました。

先ずは他力から初めて、少しずつ自力の割合を増やして行く。

最終的には自分で維持できる。

 

焦らずに長い目で見て行きましょう。 

なぜ別メニューにしているか

関節トレーニングのセルフケアは「ちょっとやっといてください」という程度ではなかなか覚えられません。

中途半端にお伝えすると危険です。

ですが、しっかり学べば「自己治療」にもなります。

ですから施術とは別で、時間をかけて段階的にお伝えするという方法をとっています。

セルフケアは8セット、全て学んでバランスよくが必須

◉関節トレーニング

下半身

・足指(2種類

・足首(2種類)

・膝(2種類)

・股関節/腰(2種類)

 

上半身

・手指(2種類)

・手首(2種類)

・肩(2種類)

・肩甲骨(2種類)

全身を学ぶのが基本です

関節トレーニングによるセルフケアは上記のように、8種類に分けています。

身体は繋がっています(運動連鎖と言います)。

部分を改善させるためには、全体の状態を改善させる必要があります。

部分だけやると最初はそこの症状は改善しますが、そこばかり鍛えてると相対的に他の場所が弱くなり悪くなってしまうのです。

 

そういう意味で、全身(8セット)を学ぶことを基本にしています。

動画は撮影OK 何度も観て覚えてください

セルフケアを学んでいる時の様子は撮影していただいて結構です。

一度で覚えられるものではありませんので、動画で撮っておいて自宅で繰り返し観ながら覚えてもらうと良いです。

細かい点は、その都度お伝えします

基本はお伝えしますが、実際は細かい調整があります。

(基本をずっとやり続けたら良い、というものでもないのです)

その辺りのことは、施術の時に都度お伝えします(この場合のセルフケアの料金はいただきません)。

或いはセルフケア教室に来ていただくのでも構いません(こちらは有料になります)。

 

何事も自分のものにするには時間がかかります。

自分の健康を守るための術ですから、じっくり取り組んで行きましょう。