前回は首や腕の痛みや痺れに対してどうにかならないか、と色んな治療を受けて行く中で血液循環療法に出会ったことまでを書きました。2011年のことでした。
年々、様々な反応が出るようになって行った~医原病
一方、ステロイドによる影響と思われる症状が年々きつくなって来ていたので、それも治さなければいけませんでした。
ステロイドは免疫を抑えるクスリです。
血流を止めることで、本来身体が治そうとして起こる炎症反応が起こるのを抑えるのです。
これは一時定期に使うのなら問題はないと思いますが、使い続けると炎症反応という
「治癒反応」を止めてしまいます。
すると、出さなければいけない身体の毒素を溜め続けることになるのです。
このように免疫を抑えると、その影響で新たな他の症状が出る可能性があります。
私の場合は、
・身体の冷えが強く、人と握手をした時に必ず私の方が手が冷たかった。
・水に触れるとすぐに手が荒れ。
・口内炎もよく出て歯が悪くなりやすくなり。
・塗っているところが酸欠になるのか、いつも紫色の顔になっていました。
・また、工場などで働いていると化学物質に反応するようにもなって行きました。
・最後は太陽アレルギーにもなり、
もう何をしても何らかの反応が出るので、働く選択肢も本当に狭くなって困っていたのです。
こういうクスリ(医療)が原因と思わる症状、病気を「医原病」と言いますね。

現代医学は対症療法
私は現代医学のクスリを全否定はしません。救急時にはクスリで救われることがあるからです。
しかし、何も知らないで安易に使い続けることは良いとは思いません。
現代医学のクスリは症状を抑えることが目的であり、それを対症療法=アロパシー医学と言います。
あくまでも治すことを目的とはしていないということを私達は知る必要がありますね。
要はそれを知って、対症療法を応急的に上手に使いながらも、根本療法をして行く必要があるということです。
当時の私は其ことを知らなかったので、ステロイドを使い続けた結果、16歳でステロイドが効かなくなり眼もやられてしまいました(網膜剥離、白内障)。
その後もステロイドを使い続けることは恐いと思って、本当に時間をかけて少しずつ減らして行っていましたが、それだけではステロイドを断つことは出来ずに15年ほど時間が過ぎて行ったのです。
断食療法、少食療法に出会う
身体も痛くて痺れるし、上記のような症状も酷くなって来て困っていました。
そんな時に故・甲田光雄と言うお医者さんの本に出会い、これで治る!と直感で思ったのです。
それでこれにかける!と決心して、まず断食療法を始めたのです。