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生野菜食療法に取り組む 脱ステロイド体験記

 

前回は断食療法に取り組み、好転反応(解毒の反応)はきついけど、やれば良くなる!?

という希望が湧いてきたことを書きました。

 

 前の記事はこちら 

 

 

非常識の中に本当のことがある?

 

(まず最初に、、、ここに書いてあることは2008年当時の、今より情報が少ない状況の中で行ったことです。

選択肢が少ない分、迷わず取り組むことが出来たのは良かったと今も思います。

ですが、この方法が絶対正しいとは思っていません。

同時に、甲田光雄先生が生涯をかけて患者さんの為に取り組まれた、その志には今も尊敬しています)

 

次に取り組んだのは、甲田光雄先生が言うもう一つの「難病根治の切り札」である、生菜食療法でした。

 

 

これは文字通り、火を通さず生で野菜と玄米を食べる食事療法です。

火を使うことが当たり前になっている私達現代人には、米も野菜も生と聞くと、

「えぇ?」と思うと思います。

ですが、これで難病も良くなると甲田先生は言うのです。

 

断食療法と言い、生菜食と言い、現代医学という一般常識からみたら考えられないことですね。

ですが私は現代医学という「常識」で悪くなった体験がありましたから、本当のことは「非常識」の中にあるのではないか?と考えていたのです。

また、実際に断食療法をして期待が大きくなりましたから、迷わずこの生菜食にも取り組むことにしました。

 

内容は、

朝食は抜きの1日2食で、昼夜共に、

・生玄米粉(玄米をミルで粉にしたもの)

・青汁

・豆腐

 

更に、

・塩を多めに摂る

・サプリとしてスピルリナ、エビオス

・スイマグ(水酸化マグネシウム)を飲む

 

と言う内容で始めました。

 

 

 

再び好転反応で中断する

 

ですが、これもまた続けて行くと皮膚が赤くなって来て痒みが強く出るのでした。

これはやはり、生野菜食で免疫力が上がり、体内の毒素を皮膚から排出する働きだと考えました。

ですが生玄米は消化が悪いせいか、食べ続けると胃が痛んでくるのです。

甲田光雄先生の本を読むと、生菜食は胃腸が弱い人には出来ないと書かれてありました。

 

私は多分、長年ステロイドを使っていたこともあり、免疫力も下がっていて内臓(特に肝臓)も弱くなっていたのだと思います。

この時は、

「あぁ自分は生菜食も今は出来ないのか」

と落ち込みましたが、西式甲田療法はあくまでも身体を強くしていく治療法です。

クスリを辞めて内臓の状態を良くして行ってこの先必ず生菜食もやってやる!

と誓ったものです。

 

早く治したくて効果のあるものを選択しようとしても、その反動が大きくてできないことが実体験として理解できたので、今はやはり基本だ!と思い直して、1日2食で

・朝は青汁1杯

・昼・夜は玄米ご飯、豆腐

・塩多め、スピルリナ、エビオス、スイマグ

という基本の食事内容でやって行くことに落ち着いたのです。

 

(私は特に菜食主義ではなく、あくまでもその時の治療の食事として体験してきたことを書いています)