筋力が弱っていることが原因? 

 

筋力低下が関節痛の本当の原因?

関節痛の原因は、働いていない筋肉(さぼり筋)があることが大きな要因です。

別な言い方をすると、筋肉のアンバランスが根本原因ということでもあります。

さぼり筋をかばうために頑張り過ぎている筋肉(がんばり筋=過緊張)ができてそこがコリ(しこり)になり、痛みが出るのです。

 

川の流れで例えると、がんばっている筋肉=コリ、痛みは下流(結果)で、さぼっている筋肉が上流(原因)なのです。

どれだけ下流の水を綺麗にしても、上流(水源)が汚れていたら根本解決にはなりません。

ですからマッサージや緩める施術は、その時は良くなっても戻りやすいということなのです。 

偏った身体の使い方、便利な生活が引き起こす「さぼり筋」

私達は知らず知らずの間に使いやすい筋肉を使い、一方で使いにくい筋肉はさぼり続けています。

これは身体の癖、偏りと言えるでしょう。

また、別な視点では、明治以降、西洋文明を取り入れ、戦後はより資本主義が進み、世の中は便利になって来ましたが、その一方で使わない筋肉が出てきてしまいました。

こういったものが筋力低下であり「さぼり筋」の正体です。

 

昔の、筋力がある人であれば緩める施術だけでも良かったかでしょう。

ですが、身体の使い方が偏り、またこれだけ筋力が低下している現代人には緩めるだけでは限界があります。

さぼり筋が原因で引き起こす、様々な症状

●偏った身体の使い方で膝痛、股関節痛になる?

例えば、、、膝痛、股関節痛は偏った身体(筋肉)の使い方が影響しています。

さぼっている筋肉を補うためにがんばる筋肉が出てきて、そこから痛みが出るのです。

初期の頃は骨に問題はないと言えます。

 

 ●指のさぼり筋が様々な悪影響を及ぼす?

靴を履く生活に慣れた私達は、足の指を使うことが出来なくなっています。

歩く時に指で地面を掴むという動きができなくなっているのです。

その足指を使えていないことが下肢だけでなく身体全体に悪影響を及ぼしている可能性があります。

また筋肉を使えていないと言うことは、血流を悪くし、冷えにも繋がっているでしょう。 

●パソコン作業の姿勢で首・肩・眼・耳に悪影響?

机に座ってパソコン作業をしていると、気付かないうちに頭が前に出てきます。同時に巻き肩、猫背にもなりますね。

これは長時間同じ姿勢をとることから筋肉の使い方に偏り(癖)が生じ、筋肉がアンバランスになっていることが原因です。

その結果、首の筋肉に常に負担がかかって過緊張になり、頭へ行く血流が悪くなり、眼や耳などにも悪影響を与える可能性があります。

●ソファにもたれ掛かる姿勢jは腹筋を弱くする?

ソファにもたれかかるのは楽ですね。

しかし長時間その姿勢をとることで猫背になって腹筋が弱ります。

その姿勢で固まると、結果的に呼吸が浅くなったり、内臓を支えることが出来なくなって機能が低下したり、便通にも悪影響が出る可能性が考えられます。

 

こうした生活でのちょっとしたことが大きく影響を与えることになるのです。

このように、一見便利に見える現代の社会生活をすることで、実は生きるために必要な筋肉が弱ってしまい、それが様々な悪影響を及ぼしているのです。

これはある意味、現代人特有の病気とも言えるのではないでしょうか?

だからこそ、鍛える施術が必要!

偏った身体の癖、さぼり筋が様々な症状に影響していることがお判りでしょうか?

そして、この弱った筋肉は緩める施術では鍛えるどころか余計に弱くしてしまう可能性があります。

 

それを解決する方法として、当院では鍛える施術「関節トレーニング」を取り入れています。

 

鍛える施術について詳しく知りたい方は、

 →だから必要?関節トレーニング