当院・研究所の理念
Concept
●自立した「健康」を目指す
当院が目指していることは患者さんが自分自身の健康を維持して行けるようになることです。
健康と一言で言いますが,人には身体と心(精神とも言えますし、更に言うと魂)があります。
そのどちらも健康である為には学びが必要です。
当院では施術を通して心身共に健康に生きる為の考え方、知識、術をお伝えできたらと思います。
●医療には教育的な意味も必要
本来、医療とは、患者さんが本当の意味で健康になれることを目指すものですし、その為には学びが必要です。
当院は治療家がただ施術を施すだけではなく、患者さん自身が身体に対して(時には心に対して)向き合い、「健康とは自分自身で維持して行くものなんだ」と言う意識を育てる場でもあります。
そういう意味では、治療、施術とは教育でもあるのです。
●日本人が、心身の健康を自分の手に取り戻せるように
ここ数年の医療費は40兆円を超えています。
1955年の医療費はいくらだったか知っているでしょうか?
調べたところ、なんと2388億円です。
この70年間の間に医療費は180倍にも増えてしまっているのです。
それに対して人口は約1.3倍です(1955年 約9,000万人→2020年 焼く1億2,000万人)。
高齢化社会だから、などと言う話は通用しないのではないでしょうか。
それだけ私達現代日本人は医療に依存し(依存させられ)、また自分で健康を守る、取り戻す術を知らない(忘れてしまった)と言うことです。
私達日本人は本来、肉体的にも屈強で精神性も優れていたはずです(私は歴史を学んだり、戦前生まれのお百姓さんらと出会ってきたことで、そう思います)。
私達日本人が健康を取り戻すことは、「日本人として生きる」ことに繋がって来るのだと思います。
ともに健康を取り戻して行きましょう。
●広い意味での「健康」を目指す
当研究所の活動は、人が心身ともに健康に生きるためにはどうしたら良いのだろう?という問いかけから始まっています。
資本主義社会では全てがビジネスになってしまい、そのために自然環境・心・身体・などの健康までが脅かされています。
ですが、人が心身共に健康に生きるためには、それらのどれもが犠牲にならない、偏りのないバランスの取れた立ち位置が必要なのだと考えます。
当研究所では、その立ち位置を模索して行きます。
自然との繋がりを大切にし、それぞれを尊重し合える人の繋がりがあり、個性を活かして協力し合えることが出来れば、お金だけに依存することなく、時間に追われ過ぎることなく、孤独になり過ぎることなく、心身ともに健康に生きて行けるのではないでしょうか。
みんなで考え、学び、行動して行けたら嬉しいです。
目標はみんなで助け合って心豊かに生きていける社会づくりです。
●体験がきっかけに
私が自然との繋がり、人との繋がりを大切にして、みんなで共有して生きて行きたいと思うようになったのには今までにきっかけが幾つかありました。
それらが私の人生に大きな影響を与えたのです。
それらを書き出してみました。
それなりに文字数が多いので、もし良かったらですが、お時間のある時に読んでみてください。
●プロフィール
早稲田整体院/ほんたうの幸ひ研究所 代表
早稲田周司 Shuji Waseda
所属団体
関節トレーニング&日本JTA協会 「認定インストラクター」
血液循環療法協会 「血液循環療法士」
趣味
自然農でお米や野菜を育てること
沖縄三線、ダラブッカ(中東の太鼓)
京都大学医学部出身の父の元に生まれる。また、兄も弟も現役の医師。父が良かれで使ったステロイドの副作用で苦しむ。16歳の時、両眼の白内障と右眼の網膜剥離を患う。
その後も化学物質に反応したり、シックハウス、太陽アレルギーになる。
26歳の時には体調が悪くなり、血液検査の結果腫瘍マーカー値が高くガンの可能性を疑われるが、生活習慣を思い切って変えて改善。
どれだけ勉強ができるかより心の方が大切なのではという考えがあり、また学校の雰囲気が合わず高校2年から学校へは行かなくなる。テストはいつも0点で成績は学年最下位。
建築士志望で大学入学はしたが、眼の病気などのストレスが大きく諦めて退学。
運動は諦めるが代わりにドラムを始め、バンド活動を始める。ヘヴィメタルを好んで聴く。
同時に子どもの頃から使っているステロイドを止めて健康になりたいと模索し続ける。
2008年/故・甲田光雄医師の断食療法、少食療法に出会い実践。20年以上に亘るステロイドから見事離脱。
2009年/自然農を故・川口由一さんから学ぶ。田畑を始めて農的な生き方にシフトする。この頃から村づくりを意識し始める。
2011年/血液循環療法の大杉幸毅先生に師事。
2012年/独立開業。半農半治療師として活動開始。
2015年/患者さんを診て行く中で心の問題に直面し、旅に出て心の学びをする。また、フィリピン・ミンダナオ島の友人の村で2か月間暮らしてコミュニティの在り方を学ぶ。
2016年/住まい・仕事・お金を手放して旅に出る決意をする。途中、矢野智徳さんの「大地の再生」に出会う。
2017年/「食品と暮らしの安全基金」代表・小若順一氏のウクライナボランティア治療に参加。
2018年/静岡県浜松市に落ち着き、再び開業。難病患者さんにも向き合う。
2024年/コミュニティづくりを共に目指していた最愛のパートナーが亡くなるのを機に、治療活動から一旦離れる。
施術に別な視点を取り入れるため、勉強中。 関節トレーニング「認定インストラクター」取得。
同時に住環境に関することにDIYで取り組む。
心身共に健康に豊かに生きるために必要と思われることを学んできました。
当面は高槻市ですが、この先は何処かで拠点を持ってみんなで幸せに生きられる場所作りを実現することが目標です。
安心して生きられる世の中づくりを目指しています。