⑥フィリピンの友人の村で体験したコミュニティ
「シュウジさん、村に来い」
フィリピンで出会った友人から、村にコミュニティを学びに来いと言われ、2カ月弱の期間、彼の村に滞在して村の人と同じ暮らしをしました。
そこでは殆どの人がファーマーでした。
小さな子供からお年寄りまでが一緒に暮らしていて、子育てや色んな作業をみんなでやっていました。
20歳くらいの若者と話していたら「No money,but happy!」「不安なんか無いよ」と言っていました。
みんなで自給自足。
そんな暮らしだから不安にはならないのでしょうか。
他にも、村のことについて真剣に話し合ったりもしていました。
モンサント(分かりますか?)のことについてや、大統領選についても、村の若い世代が話し合っていました。
相手を責める言い方ではなく、話し合う、聞き合う、と言うことができていました。
こういう場、会話は今の日本ではないし、できる大人も少ないだろう・・・
残念ながら私はそう思ったものです。
(戦後教育の影響ですね・・・)
友人が日本に来た時、「Japan,all business!」とビックリしていました。
また「日本人は頭で考え過ぎだ」「もっとシンプルに」と話してくれました。
友人の狙い通り、私は日本では経験できずにいたコミュニティを体験することができたのです。
それが今の私の生き方の根っこになっています。