長年の生理痛~不妊でお悩みだったⅠさん(当時39歳)。
治療を1年がんばって継続された結果、見事妊娠ができ、その後無事に出産できました。
ここではⅠさんの治療結果について、あくまでも私目線ですがその理由を書いて行くことにします。
物事の捉え方について
Ⅰさんの場合、20分のお試し施術で腹部治療を体験された時に「子宮が温かくなった」という実感が持てたことが大きいと思います。
その体験があったからこそ、その後の私のアドバイスを素直に受け入れてくれたのだと思います。
その後、実際の治療に入って行くわけですが、Ⅰさんは当初、愚痴と言うか物事の捉え方で苦しんでいるところがありました(私も経験があるので分かります)。
漠然と「心」と言いますが、物事の考え方は自律神経に影響を与えるのは何となくイメージできますね。。
緊張していると交感神経が優位に働き、リラックスしている時は副交感神経優位になっています。
こうして身体はバランスを取っているわけです。
身体を一定に保つ働きを恒常性維持機能(ホメオスタシス)と言いますが、「自律神経」「ホルモン(内分泌系)」「免疫系」が支え合って成り立っていると言われていますね。
もし、物事を悪くばかり考えてしまえば、常に自律神経は交感神経優位(緊張状態)になっているでしょう。
ですから心の状態は身体を健康に保つために非常に大切なのですね。
親子関係の改善
Ⅰさんは母子家庭で育ち、お母さんが厳しく育てたこともあって(お母さんなりの娘に対しての愛情だと思います)、それを窮屈に感じていたようです。
私自身、子どもの頃は親(特に父)とは上手く行かず、窮屈に感じていました。
家に居るとストレスを感じ、それが病気の悪化に繋がっていたことも体験しています。
親子関係が対人間関係の土台になり、その後の人生に大きな影響を及ぼしていたことも体験しています。
ですから私の場合、旅に出て本当の一人になって自分の心に真剣に向き合って、その後父との関係は改善させることができました。
ですから、(私のやって来たやり方が正解とは言えるか分かりませんが・・・)実際の私の体験についてⅠさんにお伝えすることはできたのです。
「私もそう言うことがありました」
「私の場合ですが、こういう風にしたんですよ~」
と言う風にお話をさせてもらいました。
そうすると、Ⅰさんは気になったところをノートにメモり始めたのです。
素直な心が大切
私は素晴らしいなと思いました。
実はⅠさんは看護師だったのです。
医療の現場で働いてきた人です。
一方、私は国家資格があるわけではありません。
過去にこう言った場合、身体の治療は私に依頼するけど根本的には私のアドバイスを聞いてくれていないなぁというケースがありました。
人を資格のあるなしで見た時、そう言うことが起こるのでしょう。
ですがⅠさんはそんなことは関係なく、私の実体験に真剣に耳を傾けてくれたのです。
そして気になったところは施術中でも「メモしたいので良いですか?」と言って来られました。
更に、メモしたことを家に帰って読み直し、復習されていたのです。
治療の根本は「気づき」
究極的には治療は他者の力で治るのではなく、ご本人に依るところが大きいと、私自身の病気を克服した体験と患者さんを診て来た経験から思います。
勿論、治療家のサポートは必要です。
治療家は治す為のサポートが実際の役目です。
患者さんご本人の「気づき」と「行動」こそが結果に大きく影響を与えるのだと言えます。
Ⅰさんの場合は、その次元での治療ができたことが克服の一番の理由だと私は考えています。
そして、それこそが私が目指している治療でもあるのです。
治療の世界を変えて行けたらと思っています。
宜しくお願いします。

