ここではお腹の治療の一例を挙げます。
Sさん(83歳 女性)は子どもの頃からお腹が弱く、冷えると過ぎにお腹が痛くなり下痢をしてしまう、という状態でした。
元々は腰が重ダルくなる、という症状で来られていましたが、それは改善に向かっていて、冬に向けてお腹の治療をして欲しい、と言うことでしたので、今はお腹をメインに治療をしています。
胃が硬くなっている
症状としては、常にみぞおち辺りが重く感じる、と言うことです。
そこでお腹全体を触診してみました。
それでは触診した様子を下図に載せます。
触診した時、みぞおち辺りに強く痛みを感じられていました。
他に、
お臍の周り
左右の下腹部にも痛みを感じていました。
位置関係で言うと、
下図のようになります。
みぞおち辺りを更に拡大して行くと、、、
みぞおち辺りにあるのは、胃ということが分かると思います。
更に、胃の裏側に血管が通っているのが分かるでしょうか?
赤い方が、腹大動脈と言う動脈です。
心臓から出て下半身の方へ向かう、身体で一番太い動脈です。
丁度、お臍の左を通って、お臍の下辺りで分岐しています。
胃だけでなく、血管が硬くなっている
Sさんが慢性的に感じていた重さは、胃が硬くなっていることが直接的な原因です。
更に、お腹の状態が良くない方は動脈(血管壁)も硬くなっていることが殆どです。
生まれつきお腹が弱い人は恐らくこう言ったところが硬いのでしょう。
それが、
血流が悪い
冷え
などに影響していると考えれます。
体質とお腹の関係
東洋医学では「瘀血の腹証」と言う言葉がありますが、こう言ったお腹の状態が体質に影響していると考えられます。
それでは続きはまた載せます。



