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●膝痛 普段痛みは出ないけど、触ると強く痛みが出る 高槻市

今回は、普段は痛みを全く感じないけど、触診、押圧(手指で身体を触る)と痛みが強く出るケースについて書いて行きます。

 

N]さん(女性 53歳)は登山が趣味でよく行くらしいですが、最近は沢山歩くと右膝が痛むようになって来たと言うことで治療に来られました。

 

 

 

普段痛みは全然感じないけど

 

Nさんの話では、普段は全然痛みを感じないと言うことです。

登山の時だけ痛みが出るようです。

Nさん自身は、今の自分の身体の状態をそれほど悪くは考えていないようでした。

 

 

歩行分析

ところが、歩行の状態を診ると足首が悪いことが分かりましたし、上半身も右が悪いことが分かりました。

 

触診

ベッドに寝ていただいて身体全体を触診しました。

すると、軽く触っているのに痛みを強く感じられるのです。

 

 

関節の動きと筋力

 

可動域や筋力検査をすると、

可動域はあるが、

両足ともに筋力が弱い。

足指の第三関節が曲げられない。

手指は親指、人差し指が曲げにくい。

と言うことが分かりました。

 

 

足指での歩行は出来るが、、、?

これはビックリしたことですが、

試しに立って足の指で歩いてもらうと、歩けるのです。

今の日本人の多くは足の指を使って歩くことできません。

それは普段靴を履く生活をしていて、足指を使わなくなっているからです。

そう言った人が殆どです。

 

Nさんは歩けます。

でも、、、Nさんは足指の第三関節は使えていないのです。

恐らく、足指の第一、第二関節を使って歩いているのでしょう。

 

 

 

痛みのあるなしでは状態は判断できない

 

ここから予想できることは。

Nさんは恐らく、表層の使いやすい筋肉(がんばり筋)が異常に強く、それで関節を守る筋肉(さぼり筋)の弱さをカバーしている。

 

 

 

私はそういう風に捉えました。

身体を触診すると、身体中が痛みを強く感じるのは、がんばり筋を過度に使ってきたと言うことの証拠だと考えられます。

 

このように、普段は痛みが出ていなくても触れば痛みを強く感じることがあります。

それだけでなく、関節の可動域が悪かったり力が入りにくい場合があります。

日本人は痛みのあるなしを判断基準にしがちですが、その判断は危ういと言うことを知っていただけたらと思います。