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●身体の痛み 左右でこんな違う、身体の使い方 高槻市

よくあることですが、それが顕著に出ていたある患者さんを例に書きます。

 

Yさん(女性 73歳)の施術をしている時です。

 

左上肢の母指球筋(手指の親指側の筋肉)を働かせようとすると、手指を動かすことが目的なのに、上半身全体に力が入ってしまうのです。

それは観ていたら分かることです。

 

そんな時は

一旦中断してリラックスしてもらう。

働かせる場所だけに意識を集中してもらう。

先に緩める施術をする。

 

こういうことを取り入れた後、もう一度左の手指の運動をします。

そうすると左母指球筋だけに力が入りやすくなります。

 

 

一方、同じことを右上肢でやってみると、、、

母指球を働かせる施術をすると、最初から母指球筋だけに力を入れることができます。

 

Yさんは右利きということで、身体の右側は思った通りに身体が動いてくれるようです。

ですが利き腕でない左側は、思った動きをしようとすると他の場所まで動いてしまうのです。

 

このように、自分の身体のつもりで、自分の思ったように動いてる(動かしている)ように見えて、実は身体が言うことを聞いていない、動いて欲しい場所が上手に動かないから他の場所で補って動かしている、ということがあるのです。

 

 

身体は意識することが大切です。

なんとなく動いていても、上記の様にそれっぽく動いているだけでの場合もあるのです。

意識を集中することで初めて身体は思ったように動いてくれます。

 

運動療法とはただ鍛えることを目的としているわけではなく、脳と動いて欲しい筋肉を繋げる作業なのです。

鍛えているのは筋肉ではなく、実は脳であり神経なのです。

 

 

 

 

脳と神経が繋がり、また身体全体の筋肉が連動すれば、年齢に関係なく身体は改善して行くのです。

セルフケアも、ただ形を真似るのではなく、意味を理解して脳と筋肉を繋げる訓練と思って取り組みましょう。

 

Yさん、半年通われてセルフケアの意味も理解しながら取り組まれて、周りが分かるほど姿勢や動きが改善しています。

本人の努力の賜物です。