右膝の内側が痛くて自力で歩くことができなくなっていたという症例ですが、痛みの直接的な原因は膝を曲げようとする筋肉(内側ハムストリングス)の過緊張でした。
その原因は膝を伸ばす働きをする大内転筋の筋力低下です。
大内転筋を働かせることを含めて下半身の施術をすることでNさんは杖なしで歩けるようになりました。
(現在2度の施術+膝のセルフケアで歩けていますが、正座はできないということです)
ですが、Nさんの歩き方を見てる限りでは、右膝の本当の原因は上半身にあるように思いました。
ここではそれについて解説をして行きます。
歩き方、姿勢の癖が原因?
当院では歩行の状態を診て、身体の癖、どこが弱っているか、 を確認します。
Nさんは二回目の施術時は自力で歩けるようになっていたので歩行状態を確認しました。
すると、上半身が左に倒れた状態で歩いているのです。
また左腕が振れておらず、肩が固まっていました。
試しに立ってみて上半身が左に傾いた状態をつくってください。
そのまま、
まず左足一本で立ってみましょう。
その時の左足にかかる負担はどうでしょうか?
次に右足一本で立ってみましょう。
どうでしょうか?身体を支えるために右足に負担が大きくかかっていないでしょうか?
上半身が左に傾いている時、身体の重心は左に寄っています。
左足一本で立つ時、左足は重心から離れていません。
だから身体を支えるのに多くの力がかかりません。
ですが右足一本で立った時、
右足は左に寄った重心から距離が離れています。
だから身体を支えるのに大きな力が必要になってくるのです。
試しに立ってみて上半身が左に傾いた状態をつくってください。
そのまま、
まず左足一本で立ってみましょう。
その時の左足にかかる負担はどうでしょうか?
次に右足一本で立ってみましょう。
どうでしょうか?身体を支えるために右足に負担が大きくかかっていないでしょうか?
上半身が左に傾いている時、身体の重心は左に寄っています。
左足一本で立つ時、左足は重心から離れていません。
だから身体を支えるのに多くの力がかかりません。
ですが右足一本で立った時、
右足は左に寄った身体の重心から距離が離れています。
だから身体を支えるのに大きな力が必要になってくるのです。
ですので、Nさんは普段から右足に負担がかかった歩き方をしていたと考えられます。
この上半身の傾きが右膝の本当の原因だと考えられるのです。
これが下半身(ここでは膝)の痛みの原因は上半身にあるかも知れない、ということの答えになります。
膝が痛い方は試しに自分の立っている姿、歩いている時の姿を確認してみるとよいかも知れません。
セルフケアを学ぶ
Nさんは自分でもケアできるようになりたいということで、セルフケアレッスンを受けることにされました。
当院の方針としても、
普段はセルフケアをして、
施術はセルフケアのチェック+どうしても自分ではできないところの施術をする、
ということを方針としているので喜ばしいことです。




